Wallet Connect の接続方法

変更日 金, 20 6月 で 12:00 午後

※OpenSeaの例の解説(NFTマーケットプレイス以外のdAppsにも対応)


Wallet Connectは、スマートフォンのウォレットアプリを使って、さまざまなdApps(分散型アプリケーション)に安全に接続するためのプロトコルです。
※NFTマーケットプレイス以外のdAppsにも対応します。



■ OpenSeaを例にしたWallet Connectの接続手順


1:接続準備


  • OpenSeaのサイトを開く(ブラウザ、またはスマートフォン)
  • 右上の「ウォレット接続」を押下 ≫ 「ウォレットコネクト」を選択






2:QRコードの読み取り


  • 画面にQRコードが表示される





  • スマートフォンのNボードアプリを起動
  • アプリ内右上「QAコード読み取り」マークを押下



・QRコードをカメラで始める




3:接続設定


  • アプリ内で接続するウォレットアドレスを選択




  • ネットワークを選択(例:イーサリアム )




  • 「接続」を押して、OpenSea側との接続が完了






■マルチシグウォレットの注意点

  • マルチシグウォレットでもWallet Connectを使ってedAppsに接続することは可能です。
  • QRコードを読み取り、マルチシグアドレスを選択して接続します。

  ※OpenSeaのような「EPI-191準拠」のメッセージ表現を要求するdAppsでは、表現処理が必要となり、

   N Suiteのマルチシグウォレットは「EIP-191」に対応していないため、エラーが発生しています。



■まとめ

  • Wallet Connect を使えば、スマートフォンの N Wallet から安全かつ柔軟に dApps へ接続することが可能です。
  • 本マニュアルでは OpenSea を例に接続手順を紹介しましたが、NFTマーケットプレイス以外の dApps にも同様の手順で対応できます。
  • EOA(外部すべてアカウント)やMPC(Multi-Party Computation)ウォレットは、EIP‑191準拠のメッセージに対応しているため、概念が必要なdAppsでも問題なく利用できます。

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