※OpenSeaの例の解説(NFTマーケットプレイス以外のdAppsにも対応)
Wallet Connectは、スマートフォンのウォレットアプリを使って、さまざまなdApps(分散型アプリケーション)に安全に接続するためのプロトコルです。
※NFTマーケットプレイス以外のdAppsにも対応します。
■ OpenSeaを例にしたWallet Connectの接続手順
1:接続準備
- OpenSeaのサイトを開く(ブラウザ、またはスマートフォン)
- 右上の「ウォレット接続」を押下 ≫ 「ウォレットコネクト」を選択
2:QRコードの読み取り
- 画面にQRコードが表示される
- スマートフォンのNボードアプリを起動
- アプリ内右上「QAコード読み取り」マークを押下
・QRコードをカメラで始める
3:接続設定
- アプリ内で接続するウォレットアドレスを選択
- ネットワークを選択(例:イーサリアム )
- 「接続」を押して、OpenSea側との接続が完了
■マルチシグウォレットの注意点
- マルチシグウォレットでもWallet Connectを使ってedAppsに接続することは可能です。
- QRコードを読み取り、マルチシグアドレスを選択して接続します。
※OpenSeaのような「EPI-191準拠」のメッセージ表現を要求するdAppsでは、表現処理が必要となり、
N Suiteのマルチシグウォレットは「EIP-191」に対応していないため、エラーが発生しています。
■まとめ
- Wallet Connect を使えば、スマートフォンの N Wallet から安全かつ柔軟に dApps へ接続することが可能です。
- 本マニュアルでは OpenSea を例に接続手順を紹介しましたが、NFTマーケットプレイス以外の dApps にも同様の手順で対応できます。
- EOA(外部すべてアカウント)やMPC(Multi-Party Computation)ウォレットは、EIP‑191準拠のメッセージに対応しているため、概念が必要なdAppsでも問題なく利用できます。
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